ここでは、常にユニークな音楽を提供している僕の友人である山本峰章氏とのコラボレーションをMIDI ファイル作品を中心に紹介します。
クジラ飛行机&鳥小屋サウンドの初コラボレーション作品。上海−武蔵野ホットラインは、怪しいツール
と頭脳を用いて吐き出されたMIDIデータが飛び交いつづけ、約40日の月日を経て、遂に一つの作品とし
て結実した。
昨年、ネットサーフをしていた私は、ひょんなきっかけからクジラ飛行机という奇妙な
名前のサイトと出会い、そこに置いてあるこれまた奇妙かつ興味深い音楽や小説に惚れ込んでしまった。
早速主宰者である上海在住の山本氏にコンタクトとってみると間もなく意気投合。音楽に関する議
論はとどまる事を知らず、道は仮想バンド結成へと進んでいった。
舞台は、チョコレー島という島に移され、超人ピロロと小鳥のビヨーンの出会いがもたす化学反応
の過程を訪問者に実況することで合意が取られた。まず手始めに、リズムとベースラインがクジラ
から送られて来た。更なるストーリーは、こちらを参照
ください。
さて、「ホトトギスの骨」完成記念として鳥小屋はクジラ飛行机を訪ねて99年3月下旬に上海
ツアーを行った。 それまで山本氏とは、E-mailのやりとり及び数回の郵便物のやりとりのみの間柄である。顔も知らないので
あるが、空港での待ち合わせでうまく逢う事が出来るのであろうか?心配と期待の中ツアーは、
開始された。 それでは、上海旅行記・お楽しみくださいませ!。
コラボレーション第2弾は、クジラMIDIソフトで発生した対位法的メロディと、尾上がコルグの
エレクトライブのアナログライクなシーケンサーで遊んでいる時に思い付いたモチーフを基に、
2人で色々試行錯誤して作ったもの。
花園には、工場がある。工場は、ベルトコンベアに子供達やカップルが乗ってて、
グルグル回っている。そこでは何かが作り出されている。しかし彼らはそれを自覚して
ない。遊園地に来てるだけなんだ。今日も紫色の空になるまで、みんなの遊び、そし
て僕の作業が続いていく。
「花園の遊園地」をクジラ飛行机がRemix。紫色の空の下、工場は幽霊で一杯になっていた。