楽器ミュージアム(パート1)
RealAudioサウンドファイル付き

  Onoue Co−Q(尾上胡弓)

尾上胡弓 その昔、道ばたに捨てて有ったクラッシックギターを拾ってきたんですが、結局まともな使い道が無くて、困っていました。そんなとき、「手作り楽器を作ろう」とかいう本でバイオリン制作が載っていました。そこに弓の作り方が載っていて(当たり前か)弓だけ作ってみて、後はどうしようと思っていたら、ボディは拾ったギターにすりゃあいいじゃんてことで、こうなりました。色々研究改良した結果、弦は1本、駒は鉛筆、弓の糸はミシン糸が良いという結果が出ました。擦弦楽器は、フレットレスの方が表現力が高いので、フレットも抜きました。音は、そのままでは小さいのでエレキ用のピックアップを付けてます。エフェクターを掛けて素敵な音を出します。名前のCo−Qは、以前参加していたアンドロジーナのメンバーに勝手につけられ たんですが、気に入っているので認めます。

Onoue Co−Q(尾上胡弓)
音サンプル(RealAudio ram)

尾上ジャンクロックギターシンセサイザー

ギタシン ギターの音を色々加工してシンセサイズするマシン。 学生時代、サウンドマシンの自作に凝っていて、そんな中で色々モジュールを作って行く内に 組み合わせ的にはアナログシンセもどきのような物が出来上がりました。でも鍵盤型の場合、 発振器を作るのは 安定度の点などから難しいので、ギターの音を歪ませて発振器のようなサウンドを得て、それを 様々に加工することで音のヴァリエーションを出すことにしました。信号経路の組み合わせ例の 一つとして、
エレキギター→ディストーション→オクターバ→フィルタ→リングモジュレータ→VCA→
等があります。と書きますと、なんだエフェクター並べただけじゃないかと思う方もいらっしゃる かも知れません。その通りです。でも、エンベロープの取り方の工夫や、自作ならではのいい加減 な造りによるファジーなフィルターのサウンドなど独特な物があり、とにかくサウンドを聴いてみ てください。
尾上ジャンクロックギターシンセ音サンプル
(RealAudio ram)

カリンバ

カリンバ アフリカの楽器。ハンディサイズの木の共鳴箱の上に振動体の金属棒があり、それを親指でつ ま弾きます。ヤマハ渋谷店で2500円で購入。この手の安い奴って大抵チューニングとかメ チャクチャの状態で売られているのですが、これも例にもれずその様な物でした。しかし、振動体 のバランスの良さとかは、なかなかに見れたので、取りあえず買っておきました。どうやったら チューニングできるのか分からないので暫くほっておきましたが、ある日ラジオペンチで振動体を 引っ張ってみたら正しいやり方かどうかは別としてチューニングできることを知りました。いま は、ペンタトニックにチューニングしてます。 カリンバ音サンプル(RealAudio ram)
歪んでるけど気にしないで!

G5 ベースシンセサイザー

ベースシンセ トーンワークスという会社の製品で、私が開発に携わったデジタルシグナルプロセッサ。普通のベース ギターをなんの改造もなくエフェクター同様に繋ぐことにより、ベースギターをシンセベース 音に加工して出力します。コントロールはつまみを回すだけの簡単な物で、アナログシンセベース音、感電をイメージ させるサウンド、ファズ、おやおや、あいやーあいやー、うえうえといっ たボイス風サウンド等がつくれます。一般的な音は、尾上が作った曲のコーナーで数曲紹介して ますんで、ここでは、あいやーあいやーとベースが歌っているサウンドサンプルを紹介します。 因みにこのしゃべるアルゴリズムって言うのは、純金ファミリーの電子声のスペシャリスト 南山さん のアルゴリズムを基にしており、氏はシンセサイザーTrinityのトーキングモッドなども手掛けられております。 G5ベースシンセ音サンプル
(RealAudio ram)


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